日本全国、ほとんどの空港は365日・年中無休で営業が行われています。
空港で働く空港保安検査員の1日・1週間のスケジュールはどうのようなものなのかを解説していきます。
空港保安検査員の勤務について
検査員の勤務はシフト制
空港保安検査員はシフト制が採用されています。
会社や空港の状況によって様々ですが、早番・中番・遅番のようにいくつかの時間シフトで構成されています。
中番:11時~19時
遅番:13時~21時
1週間の勤務スケジュール
1週間のスケジュールは基本的に出勤、出勤、出勤、出勤、休み、休み、の繰り返しです。
【4勤2休】or【3勤1休】などが採用され、月に5~7日程度休日があります。
勤務状況は空港や会社の状況次第ですが、サラリーマンの様に土日祝の概念はありません。
冠婚葬祭など指定日に休日が必要な時は事前の申請が必要です。
空港保安検査員の1日のスケジュール
2時間現場
15分休憩
2時間現場
昼食休憩
2・5時間現場
10分休憩
2時間現場
帰宅
一般的な9時~17時で昼は1時間休憩のような典型は一切なく、小刻みに現場が入れ替わったり5分~30分の休憩が入るケースが多いようです。
まれに暇なときは45分休憩など、長時間休憩になることがあります。
飛行機の遅れにより時間がずれ込んだりするため、シフト通りにいかない、予想がつかない事もままあります。
飛行機の遅れ、トラブルなどにより労働時間と拘束時間が長くなり、1日に10時間以上拘束される事がほとんどです。
何もなければシフト時間通りに帰れる事もありますが、帰宅時間は状況次第です。
非番の日に出勤となることも
空港保安検査員は常に業務過多で忙しく、慢性的な人手不足状態です。
他の班で風邪や事故など何らかの理由で欠員が出た場合は、非番(休み)の社員が代わりに出勤してその穴を埋める事が多くあります。
【4勤1休】シフトであれば、月に6~7回程度は休日がある計算になりますが、実際には休日出勤の要請が多く、フルで休日に休める月はあまり無いようです。