法人調査員のやりがいや大変な事を一覧表示しています。
法人調査員は離職率の高い職業です。
目指す前にデメリットの部分は十分に理解しておいたほうが良いでしょう。
法人調査員のやりがい・良い所
経営者層と触れ合うことができる
企業の経営者やキーマンと面談することが多いため、生きた経営や経済の勉強になります。
企業のトップとコミュニケーションをとることで、普通の生活では得られない様な体験をすることができたり、先鋭的な知識を得ることができます。
金融リテラシーが高まる
業務では頻繁に決算書の分析を行います。
それらの経験を通して、財務や会計などの知識を身につけることができます。
法人調査員の面倒なこと・嫌な所・大変な事
一定の歩合
営業の結果に対して、歩合を設定している企業がほとんどです。
成績が芳しくない場合は、給料が大きく下がることもあり、安定しない側面もあります。
体力勝負の職業
法人調査員は一件、一件、企業を訪れながらデータを収集していきます。
雨の日も暑い日も歩き続ける必要があり、体力勝負の一面があります。
異動が多い、全国規模
小規模のところは、原則入社した拠点のみで異動はありませんが、大手や中堅の会社は拠点も全国にあるので転勤があります。
落ち着いた生活がしたい人にはかなりのデメリットとなるでしょう。
ただ、最近では地域社員という選択肢も増えてきました。
中小の場合は車持込みも
大手だと社有車があったりしますが、中小の場合は自家用車持ち込みであることも少なくありません。
若干の補助は出ますが、仕事で使えば車の摩耗も早くなり、割に合わない側面も。
断られたり、拒否されたり
調査しても拒否されたり、内容がよくわからなかったり、変な会社だったり、時には見解の相違で揉めてしまうこともあります。
それはそれで報告書をまとめなければならず、よくある苦労のひとつです。
ノルマがあり、離職率が高い
規模の大小にかかわらず、調査・取材と営業を同時にこなす必要があり、更に一定のノルマが課されるため、精神的に負荷の高い仕事といえます。
体力的な強さが求められる、歩合の強い給与、ノルマが設定されていたりとブラック企業にありがちな要素も持っている職業です。
法人調査員が離職率の高い職業であることは、知っておいたほうが良いでしょう。