パチンコやスロットが好きな人であれば「パチンコ屋で働く」ということを誰しもが考えたことがあるかと思います。
実際、パチンコ屋で働く人は仕事でパチンコ、休日もパチンコという人パチンコ好きが多く、ある意味で夢を叶えている人が多い職場といえます。
このページでは、パチンコ店員のアルバイト・正社員へのなり方を紹介します。
パチンコ店の店員になるには
パチンコ業界は慢性的な人手不足業界であり、店舗での勤務を望むのなら就職することは容易な業界です。
正社員
正社員新卒採用の場合、大手とそれ以外では採用の難易度は少し異なります。
業界大手のマルハンやダイナムの場合、新卒採用では基本的に大卒・専門卒・短大卒以上が対象になります。
それ以外の中小グループ、個人店舗であれば高卒以上であれば学歴が強く問われることはありません。
他業種の新卒採用の場合、人事→役員→社長など、面接が複数回に分けて行われるのが通常ですが、大手以外では少ない回数で採用が決まる事がほとんどで、他業種と比較すると採用門戸はかなり大きく開かれています。
アルバイトから正社員へ
フリーターや学生などアルバイトで働いている内に声がかかり、そこから正社員に採用される事もあります。
店側は働きぶりを、アルバイトは労働環境を把握しているためお互いにメリットが多く、正社員の一定数はアルバイトからの昇格組で構成されている店舗も少なくありません。
中途採用
中途採用の場合は職歴や経歴が重要視されるようになりますが、こちらも新卒同様に他業種と比較すると採用門戸はかなり大きく開かれています。
アルバイト
アルバイトの場合は年齢が20代~30代前半くらいで、笑顔ができてコミュニケーションが取れれば、かなりの確率で採用されます。
パチンコ店のシステムが「パーソナルシステム」に変更されている店舗が多く、複雑な作業がほとんど存在しないため、コミュニケーションさえ取れれば採用する店がほとんどです。
男女の割合
社員は概ね男性が9割、女性が1割程度。
アルバイトの場合は男性が7割、女性が3割程度。
基本的に社員はほとんどが男性でアルバイトも男性が多く採用されます。
学歴について
正社員の場合、大手グループの新卒は大卒以外を採用しない所もありますが、ほとんどの企業では高卒以上であれば学歴による有利不利はありません。
高卒以上であれば問題なし。
大卒限定など学歴制限を設けると、この人手不足の中、採用はままならなくなります。
出世する人の学歴
大卒が出世しそうなイメージがあるかもしれませんが、実際には出世に学歴は大きく関係ありません。
コミュニケーション能力、管理能力が高い人材が自然と上に引き上げられ出世していきます。
そのため、中卒の店長、高卒の店長もあたりまえの業界です。
※大手を除く
年齢制限
正社員
正社員での年齢制限は基本的に30代までです。
人手不足業界のため、40代からパチンコ店への就職は不可能ではありませんが、ホールの中を歩く仕事が多いため、ほとんどの人が耐えきれずに短期で退職します。
実質的には30代までと考えて良いでしょう。
20代・30代で業界入りした人も、40代を超えて働き続けるのは難しいと理解している人が多く、30代の内に他業種へ転職する人が多数を占めます。
アルバイト
アルバイトは20代の学生やフリーターが多くを占めるため、30代以上になると採用はされますが、続ける事は難しいケースが多いようです。
※若いアルバイトと会話が合わなかったり、雰囲気の違和感で採用されても辞めてしまう。
パチンコ店のアルバイトは採用側の制限は無いものの、実質は20代限定に近い形になっています。
外国人でも働けるのか?
中国人や韓国人などアジア系が中心ですが、外国人でも従業員採用しているパチンコ店もあります。
また、軽度の身体障害者を雇用するなど、社会福祉に積極的な企業もあります。
採用面接について
アルバイト採用
・家族構成
・パチンコをしたことがあるか?
・髪の毛を黒くできるか?
・ネイルを辞められるか?
・身内に暴力団はいないか?
など、当たり障りのない質問がされ、ハキハキと対応できれば採用になるケースがほとんどです。
正社員採用
基本的にはアルバイトに対する質疑応答と差はありません。
それらに加えて志望動機やパチンコに対する考え方が問われることが多いようです。
パチンコ店の面接といっても、一般企業の面接とさほど内容に違いはありません。
パチンコ店のスタッフとして好まれる人物像
他のサービス業、接客業と同様に愛想がよく、コミュニケーション能力が高い人物が好まれます。
パチンコ店はお客に対しても、アルバイトスタッフに対しても、何に対して相手の気持を理解する能力が最重要になります。
役職が上がっていく連れて、店長クラスになると売上の数値感覚や店舗運営・従業員管理能力が求められるようになります。
どういう思いでパチンコ店に就職する人が多いのか?
パチンコ屋に就職する人で多いのは2つの以下のケースです。
②学歴・職歴が十分でない
パチンコ屋に就職するくらいですから、店員も当然ながらパチンコ好きが多いです。
仕事でパチンコ、趣味でパチンコとパチンコ三昧の生活を楽しんでいる人もいます。
業界の知識があればあるほど円滑に業務が遂行できるので、パチンコ好きには格好の職業と言えます。
それ以外では、学歴や職歴が十分でなく、一般企業へ就職が難しい人が集まっている印象があります。
業界全体が慢性的な人手不足であり、門戸はかなり広く開放されています。
必ず応募前に店舗の状況は確認しておこう
いろいろとなるための情報を書き出してきましたが、実際に応募・働き出す前に必ず実店舗の様子は必ず確認しておいたほうが良いでしょう。
店の雰囲気や従業員の様子など、直接体感することで感じ取れるものがあるはずです。
どこの店舗も現在では人手不足であるため、社員やアルバイトに対してぞんざいな扱いをする所は滅多にありません。※役職者を除く。
仮に理不尽な扱いを受けた場合は躊躇なく退職すればよいでしょう。
パチンコ店の採用は緩やかなので、次の店はすぐに見つかります。