パチンコ店で働く従業員の1日・1週間のスケジュールを紹介します。
勤務体制は早番と遅番の2つで構成されていることがほとんどです。
1日のスケジュール
早番勤務と遅番勤務の1日の流れを紹介します。
あくまでも一例であり、規模や人数、立場、状況によって様々なケースがありますが、おおむね以下のような流れて一日を過ごします。
早番勤務者の1日のスケジュール
※9時開店、10時開店が
※一気に食事に行くとホールに人がいなくなるため
休憩と昼食の時間があり、常に誰かが休憩で抜けている状態になります。
早番は9時頃に出勤して開店準備、終業の17時に引き継ぎをして一日の業務が終了します。
遅番勤務者の1日のスケジュール
遅番の場合も早番と同様に、ホール巡回と休憩を繰り返すパターンとなり特に違いはありません。
残業はどのくらい
新台の入れ替え時や店舗工事の際には、台数次第で朝の4時~5時まで残業になることもあります。
残業になることもあるにはありますが、パーソナルシステムの導入で仕事の絶対量が減少したことや働き方改革の影響もあり、長時間の残業になることはあまりありません。
取材の中で「かつてはボロ雑巾のように使い倒されていた」という意見もありましたが、近年の労働環境向上はめざましく、経営者側も長時間労働に強く配慮するようになりました。
日本全体が人手不足なのに、それに輪をかけて業界自体が人手不足なので、労働環境を改善しないと人が集まらないと経営者側が気づいた。
以前はアルバイトを虫けらのように扱っていた人も、辞められては困るので今では丁重に扱うように。
1週間のスケジュール
パチンコ店員の1週間のスケジュールを解説します。
パチンコ店員の1週間
曜日 | 勤務 |
月曜日 | 休み |
火曜日 | 早番 |
水曜日 | 早番 |
木曜日 | 休み |
金曜日 | 遅番 |
土曜日 |
遅番 |
日曜日 | 遅番 |
遅番と早番を繰り返しながら1週間を過ごしますが、お客が増える土日祝日は基本的に社員は出勤になります。
遅番に入るか早番に入るかは状況次第で店の事情や人員の状況によって様々です。
アルバイトの場合は週3勤務や土曜日曜に出勤しないフレキシブルな勤務体系が採用されている所も多くなっています。
休日は何日?どうやって決まるのか?
パチンコ店ではシフト制が採用されているので、各々の休日は店の都合と本人の都合を加味して決められます。
シフト調整は従業員の状況を聞きながら、店長やベテラン社員が行います。
休日は社員や店長は月8日で概ね週休二日となっているところが多い。
エリアマネージャーなど本部社員の場合は月6日休日など出勤が多く、休日が少なくなるところが多くなっています。
土日祝日でも事前に申告しておけば休める店が多いです。
有給はあるのか?
一般企業と同様にパチンコ店にも有給制度はあり、有給をとる事も可能です。
マルハンやダイナムなど最大手クラスになると、年間休日や有給に関しては上場企業並みの待遇が用意されています。
その他の中小グループでも週休二日制と有給制度を充実させるなど、労働環境向上に努めている企業が増加しています。
かつては週休1日、長時間労働があたりまえでしたが、業界の危機感もあり急速に改善しました。
有給も自由に取れるところが多いです。