脚本家になるにはを公開した後、編集部宛に完全な未経験から脚本家を目指すにはどうしたらよいか?という質問がメールで送られてきました。
全くの素人からプロの脚本家になることは難しいのが現実ですが、なるためのルートは明示しておきたいとの思いから、現役の脚本家に取材を行い「未経験・素人」にクローズアップした脚本家になる方法をまとめ上げました。
基本的ななり方については以下で解説しています。
まずは脚本の書き方を学ぼう

脚本は自由に書ける小説とは異なり、いくつかのルールが存在します。
未経験者は、まずは脚本の書き方をスクールや独学で修得する必要があります。
ト書き:人物の動作や状況を
セリフ:人物の発言
また、脚本はロジック、テクニックの重要度が高いため、整合性の高い書き方も同時に修得していなければ脚本としてみてもらえません。
独学
独学の場合は書籍やウェブサイトを参照するなどして基礎知識を習得します。
独学でも技術の習得は可能ですが、独りよがりな文章になりやすいという危険な側面もあります。
独学の場合でも、誰かしら知識のある人に添削を依頼したほうが良いでしょう。

独学で頑張る場合は、誰かに読んでもらうことが大事です。
文章の偏りや問題点は自身ではなかなか気づくことはできません。
今はSNSもあるので、昔よりは依頼しやすいと思います。
参考書籍は以下のリンクにも掲載していますので、御覧ください。
シナリオスクール
日本の中には、大小合わせると無数のシナリオスクールがあります。
デメリットとしてはお金がかかることですが、脚本家としての基礎能力は確実に身につけることができます。
「どこのシナリオスクールが良いのか?」は一概には言えませんが、プロの脚本家が講師を努めている大手のシナリオスクールにしておけば間違いはないでしょう。

独特の書き方をマスターする必要があること、脚本家を目指す仲間ができること、コネができること。
シナリオスクールには多くのメリットがあるように思います。
基礎を身に着けた後
コンクールに応募してみよう
ある程度の基礎力を身につけたら、シナリオコンクールに応募してみると良いでしょう。
1次選考、2次選考とふるい落とされる形式のコンクールであれば、今の自身の能力がどの程度かがわかります。
受賞することができれば、脚本家デビューは目前です。
ツテを探そう
コンクールは最大のチャンスですが、実際に受賞できるのはわずかに数人で可能性としてはかなりの狭き門です。
可能性を広げるためにも、企画書やプロットを書かせてもらえるようにあらゆる所に営業をかけましょう。
知人のツテ、シナリオスクールのツテ、インターネット・SNSなどありとあらゆるネットワークを総動員して書かせてもらえる環境を探します。

どうせ読んでもらえないからと動かない人が多いですが、偉い人に自分から営業をかけるくらいでないと駄目。
タダ働きはあたりまえ。
書けば書くほどうまくなるので、最初は下手でも書かせてもらえる環境を作り出すべき。
まとめ
コンクールでの入賞や企画書を出せるようになれば、脚本家としてのデビューは実力次第の状態です。
ストーリーが素晴らしくても、脚本として体をなしていなければ相手にされません。
ここを理解しきれずに諦める人が多く、もったいないと感じられる人も多いようです。
未経験からのチャレンジでは、まずは書き方やロジック、テクニックを一定レベルまで引き上げることを最優先として取り組むと良いでしょう。
未経験であったとしても、脚本家になるチャンスは確実にあります。

そもそも、最初は誰もが素人です。