他のページに掲載しきれない、配達員に関する細かなQ&A情報を掲載します。
服装・身だしなみについて
服装・身だしなみについては規定があり、清潔感のある格好が求められます。
ひげや明るすぎる洗髪は禁止されており、奇抜なものは禁じられています。
ほとんどの人が黒髪です。
配達時の服装
夏は半袖ポロシャツと夏用スラックスを着用します。
冬は長袖ポロシャツとブルゾンと冬用スラックスを着用し、防寒着の上下が支給されます。
冬はネックウォーマーやインナーなど自前で防寒対策をする人が多いです
冬はとにかく寒く、更に雨の日は地獄。
防寒着は中がもこもこしており、なかなか動きづらい。。
インターネットで配達員はとにかく怒られると書いていました
ミスが発生すると上司から怒られることもあります。
そのあたりは一般企業同様と考えて良いでしょう。
ただ、時間制限があるうえに1日に数百から数千件の郵便を配達するわけですから、ミスが起きやすく怒られる機会は一般企業よりも多くなります。
感情の起伏の激しい上司もいます。
正直な所、上司や班、局の雰囲気次第です。
アルバイトの正社員登用割合はどのくらい
概ね全体の正社員配達員の3割程度はアルバイト(期間雇用社員)出身です。
社員になれるだけの能力がありながら、社員になると責任が増えるために試験を受けずにアルバイト(期間雇用社員)のまま働いている人も少なくありません。
正社員になりたくない人も一定数います。
ベテランであれば、アルバイトでも年収400万円は超えます。
うつ病などで休職・退職する人は?
うつ病など心の病で休職や退職する人もいます。
配達員は「ブラック」とも言われますが、他の企業よりも割合が高いかどうかはなんとも言えません。
突然出勤してこなくなり、病休でしばらく休職した後、そのまま辞めてしまう人が多いようです。
病休中でも医者による診断書と定期的に上司と連絡を取り、産業医の診察を受けることが必要になります。
心の病の原因・理由
◆職場内の人間関係が良くない。
◆配達のプレッシャーがキツい。
◆営業がキツい。
◆体力的につらい。
人間関係から業務のつらさまで原因は様々です。
現在では緩和されましたが、以前は営業ノルマが強烈だったので年末は憂鬱になる人が多かったです。
職業病・配達員あるある
◆指サックが手放せなくなる。
※区分や郵便の指送りのため指サックは必須。
◆手にバイクだこができる。
※人によって場所は様々、郵便を持ちながらハンドルを握るため相当の力がかかる。
◆普段歩いていても、つい民家の郵便受けを目で探してしまう。
一見してポストがどこにあるかわからない家は探してしまいますね。
◆筆記具を何でも首からストラップでぶら下げるようになる。
※印鑑、ミニホチキス、ボールペン等。
バイクについて
郵便配達員が使用しているバイクには50cc、90cc、110cc、赤自転車がありますが、現在は110ccが主流になっています。
そのため、ほとんどの配達員が小型以上の2輪免許を取得しています。
かつての旧型バイクは前鞄が重い時にハンドルを切ると、前鞄もハンドルと一緒に傾きバランスを崩しやすく転倒の危険がありました。
現在の新型バイクは、ハンドルをきってもハンドルと一緒に前鞄が動かず固定されるため、安定しており転倒しにくくなっています。
また手元で郵便の宛名が見られるライトも装備されています。これは旧型バイクもですが、グリップヒーターが付いています。
全員に110ccのバイクはない
現状では全員分の110ccのバイクは用意されていません。
そのため、配達の距離の短い人が50ccなどの小型バイクに乗車することになっています。
※局による
バイクのガソリンはどこで誰が入れるの?
朝、バイクの鍵とバイクごとに割り振られた給油カードを受領します。
局で契約しているガソリンスタンドがあり、そこへ配達員が乗り付けて自分で入れます。
だいたいが、配達が終わって帰局時にガソリンの補充をしています。
※ほとんどの局では近くのガソリンスタンドと契約しています。
配達先に行く途中や配達先に同じ会社のガソリンスタンドがあれば、そこで入れる場合もあります。
給油したレシートは帰局してから、証明として貼り付ける用紙があります。
配達中にトイレに行きたくなった場合は
配達員も人間ですから、急にお腹が痛くなったり、尿意が出てくる事があります。
そんな時には配達区域にある施設のトイレを借りることがほとんどです。
○外トイレがある店舗
○公園のトイレ
○局付近の配達の場合、一度局に帰る人も
トイレは意外に大きな問題で各自トイレスポットを確保しています。
配達員と差し入れ
配達している最中に顔見知りの人から差し入れをもらうこともあります。
差し入れに関する規定は無く、受け取っても問題はありません。
夏場はよくドリンク剤をもらいますが、有り難く受け取っています。
田舎の方では畑で取れた野菜をよくもらえるみたいです(笑)
局に帰ってから同僚と分けたりするみたいですね。
交通事故を起こした場合?
局に電話をすると役職者か総務課が駆けつけて警察を呼ぶ流れになります。
大事故の後は事故事例研究会を後日行い、役職者と班全員が出席して事故の説明から今後の対策について話し合います。
大きな事故は本社にカウントされ、重なると重点局として注意勧告がきます。
手袋をしているのはなぜ?
配達員の手事情。
②手袋+指サック
③素手に指サック
手袋はハンドルのグリップ力を上げるためにほとんどの人が着用しています。
配達中は左手で郵便を持ちながらハンドルを操作するため、手袋をしていないと滑って危険になります。
冬は防寒、夏は紫外線を避ける意味もあります。
女性配達員は日焼けを気にする人が多いようです。
◆配達員の必需品
・のど飴とマスク ※乾燥予防とマスク
・指サック ※すぐに手紙が取れるように
・飲み物 ※喉の乾きを潤す
・雨具&長靴 ※雨の日用に
・書きやすいボールペン ※1日に何回も書くため、より書きやすいものを
・防寒グッズ(ネックウォーマーやホッカイロ、防風ジャケットなど)
・暑さ対策グッズ(首に巻いて冷やす冷感グッズなど)
タイヤがパンクした場合?
近場の時は転がして局まで帰り、契約している業者に連絡し直しに来てもらいます。
業者が空いてれば昼休み時間などで、すぐ直してもらえます。
遠くの配達中は局に連絡し、赤車など車で迎えに来てもらいます。
連絡を受けた直接業者が来てくれることもあります。
一日に結構な長い距離を走ります。
走行中に釘が突き刺ささってパンクすることはよくあります。