郵便局員の役職と評価方法について解説します。
郵便局員の役職・階級
郵便局員の役職名の一覧です。
主任
課長代理
課長
統括課長
副部長
部長
統括部長
副局長
局長
最初は一般から始まり、次に主任、最終的には局長がトップです。
統括課長や副局長など、小さな局ではない役職もあります。
また、比較的仕事の少ない副局長など他局と兼務になることもあります。
大きい局と小さい局では役職も人数も異なります。
郵便局員は3種類
郵便局員は総合職・地域基幹職・一般職の3種類の採用分類があります。
総合職はサービスや仕組みを創り上げ、コントロールする職種であり幹部候補。
基本的に郵便配達を行いません。
学歴:大卒以上
◆地域基幹職・エリア基幹職
将来の役職者候補。管理業務を中心に行う。
学歴:短大・専門卒以上
◆一般職
標準業務に従事する職員。役職への登用はない。
多くの正社員配達員が一般職階級。
上記の階級は地域基幹職か総合職のもので、一般職には役職はありません。
階級の一般は一般職の一般ではなく、地域基幹職の一般です。
一般職の採用でも登用試験を受験すれば、地域基幹職となり昇進していくことも可能です。
現在の一般職は、2010年中頃に新たに作られた職種になります。
それまでは総合職と一般職だけでしたが、当時の一般職が地域基幹職に自動的に移行となり、新たに一般職ができました。
現場ではこの一般職のことを『新一般職』と呼んでいます。
評価方法
年に一度、人事評価シートが作成されます。
自己評価→直属の上司→課長→部長の流れでA・B・C・D・Eの段階に評価されます。
C査定が一番多い。AとBは増給、DとEは減給。
人事評価はCが一番多いです。
社員申告書
その他では、人事評価以外に年に一度、社員申告書を書き、出世の意思があるかを確認されます。
社員申告書は家族構成や家族の状況、異動の希望、希望職種など、社員の現状から今後の希望を上司が把握するために行うもので、昇進の意向もその一環で記入します。
ただ、出世の意志を表明したところで、仕事内容自体は基本的に変わりません。
まれに、出世の意志を表明しておけば、昇進試験の際に上司から声を掛けられることもありますが、正直なところ、具体的な意味はないようです。
社員申告書は何考えてるかを調べるだけじゃないかな。