ハーフや外国人も警察官になれるのか?
結論から言うとハーフの人が警察官になれる可能性はありますが、外国人が警察官になれる可能性はありません。
外国人が警察官になることはできるのか?
警察官採用試験の受験資格に
「日本国籍を有する者」
という大前提の一文が含まれているため、外国人が警察官になることはできません。
なぜ外国人には門戸が開かれていないのか?
理由は簡単で国家権力の最前線を担う警察官を他の国の人材に任せるわけにはいかないからです。
機密の塊である警察内部に他国の人材を採用するという事は、日本の最重要情報をプレゼントするようなもので、警察がスパイで溢れかえってしまいます。
平和と治安を維持する警察官が、結果的には日本を危うい存在にしてしまう事に。
この考え方は基本的に世界各国共通で多くの国で国籍による制限が設定されています。
外国人が帰化して、日本国籍を取得した場合は?
在日の方などに多いパターンですが、日本国籍を取得した場合は採用試験に合格すれば警察官になることができます。
事実上の「日本人」となるため採用に問題はありません。
ただし、下記のハーフについても同様なのですが、採用時の身辺調査で身内に外国人が多い分、問題になる可能性は高いのかもしれません。
ハーフの警察官を見かけることがないのはどうして?
確かに、一目でわかるハーフの警察官を街中で見かけることはありません。
もしかすると、採用時の身辺調査で身内に外国人が多い分、外されてしまう可能性が高いのかもしれません。
外国人と日本人のハーフでも日本国籍の所持者であれば、警察官になることは可能で、実際にハーフの警察官が警察組織の中で活躍しています。
ハーフの採用率に関しては採用側のブラックボックスとなっているため、何とも言えないのが実情ですが、ハーフだからといって採用されないということはありません。