街で警察官を見かけるととにかく体格が良くて、眼光の鋭い人が多いような気がします。
実際には警察官になるような人はどのような人が多いのか?
聖人君子のような人達ばかりなのか?
意外に普通の人が多いのか?
警察官を目指す人にとっては一緒に働く事になる先輩や同僚がどのような人なのかは、特に気になるところだと思います。
そこで、実際に警察官として働いたことのある経験者にその特徴を聞いてみました。
実際の警察官はどのような人物が多いのでしょうか?
警察官として働いている人に多い特徴
正義感が強く、悪を良しとしない人が多い
悪を憎み、正義のために働きたいという人が多い。
「小さな頃から警察官になりたかった。」
という、長年の夢を叶えた人も多数いて、夢をかなえた人の多い職場。
警察官しか考えられない。警察官になるために生きてきた。
というような、熱血漢も多いようです。
スポーツ経験者が多く、体を鍛えることが好きな人が多い
柔道や剣道、ボクシング、ラグビーなど肉体的な強さが求められるスポーツの経験者が多いようです。
※警察もそのような屈強な人材を求めている。
筋トレが大好きなフィジカル自慢が多数存在しています。
勤務が終わった後も筋力トレーニングや武道のトレーニングで汗を流すなど、脳みそまで筋肉でできているような人も多いとのこと。
普通の人も多い
武道の達人でもなく、スポーツをやり込んでいたわけでもなく、極めて平均的な人も数多く活躍しています。
採用での体力テストはある程度の体力があれば合格するため、普通の人も数多く採用されています。
アキバ系のようなオタク気質の人は少ない
巨悪や犯罪と日々闘う警察官ですから、当然ながら貧弱なアキバ系の人は少ないようです。
もちろん、アキバ系だからといって採用が遠のくことはありません。
「貧弱なガリガリのアキバ系」が存在していないという意味です。
貧弱な人アキバ系は存在してませんが、ゲームやアニメ好きの警察官は多く存在しています。
やはり、背格好としては体育会系のスポーツマンが主流。
こういう人は辞めていく
上記では、警察官に多い特徴を列記しましたが、逆に警察官には向いていない、辞めていく様な人はどんな人なのでしょうか?
公務員特有の安定志向の人は少ない。
国家公務員や市役所の一般行政職採用よりも試験が簡単ということもあり、安定志向から警察官を目指す人もいます。
ただし、そういう甘い考えの人は厳しい警察学校の段階でふるいにかけられて退職する人が多いそうです。
警察学校では教官や仲間からの「圧」は意図的に強く設定されているため、中途半端な人材は必要とされていません。
また、警察学校での厳しい訓練を乗り越えたとしても、実際の仕事は更に厳しいものです。
キチガイの変質者や犯罪者と対峙したり、過酷な長時間勤務を続けている内に、自然と気持ちの弱い人は順次退職していくようです。
安定をただ求めるような容易な考えで警察官になった人に耐えられるような仕事ではありません。
短期間は務めることができたとしても、それを定年まで続けるのは不可能です。
結果として正義感の強い人物が残っていく組織になっていくようです。
「高い給与と安定」は事実ですが、それを第一に警察官を目指すのは国民のためにも、そして何よりもあなたのために辞めておいた方が良いでしょう。
プレッシャーに弱い人
まず、警察社会は完全な縦社会です。
警察の仕事にミスは絶対に許されないため、常に上司からの監視の目が光ります。
行動に何かの不足があった場合には直ぐに叱責され、行動を正されます。
常にそういった圧がある状態での生活を息苦しく感じる人は退職しやすい傾向にあります。
逆に言えば、常にそのような過ごしてきた柔道・武道経験者ほど残りやすいとの事です。
根性・体力のない人
警察官として働いていると、休日や非番時でもあたりまえに呼び出しがかかるため、ゆっくりと休息が取れない事も少なくありません。
根性・体力のない人は徐々に精神的に疲弊してしまうそうです。
書類を書くのが苦手な人
意外に思うかもしれませんが、書類作成は警察官の仕事の多くを占めます。
落とし物やトラブル、日報など何かある度に警察官は記録として書類作成が義務づけられています。
トラブル続きの忙しい日には、何枚もの書類を作成することもあり、そういった細々とした作業が嫌いな人は次第に苦痛になっていくようです。