まずはこの動画を御覧ください。
読売テレビで放送された山口組傘下組織の事務所家宅捜索のニュースです。
「開けんかい、こらぁ」
ドアをガチャガチャ、ボコボコと殴りつけながら、ドラが開くやいなや
「ワレ、はよ開けんかいこらぁ!」
と怒鳴りつけながら侵入していきます。
ここに登場してくる大阪府警の通称「マル暴」(刑事部捜査第四課)がヤクザよりもヤクザすぎると大きな話題になりました。
普通の事件でこの対応をすると警察官が逮捕
このような対応を一般人(犯罪者であっても)にしてしまうと完全な違法捜査となり警察官側が逮捕されてしまいます。
器物破損、もっといえば脅迫罪になってしまう可能性すらあります。
普通の家宅捜索であれば扉をノックするくらいの事はあっても、怒鳴り声を撒き散らしながらドアノブを叩き鳴らす事はありません。
まず間違いなくニュースに取り上げられ、大問題へと発展するでしょう。
ヤクザ側の抵抗
これだけの無茶苦茶をされながら、暴力団事務所側は大きく抵抗することなく扉を開けています。
暴力を生業にしているくらいですから、もう少し抵抗しても良さそうなものですが、実際にはほとんど抵抗はしていません。
その理由は
警察には勝てないことを知っている
からです。
警察が事務所に捜索に来ている時点で既に容疑は固まっています。
外堀はほとんど囲われている状態にあることを知っているため、無駄な抵抗はしないのです。
もちろん、下手に抵抗をすると公務執行妨害で逮捕され、20日間の勾留が待っていることもヤクザ側は熟知しています。
なぜこんな事が起こりえるのか?
なぜ、このような無茶苦茶な行為が認められているかといえば、相手が反社会集団だからです。
仮にこの対応を問題視して裁判で警察側を訴えたとしても、ヤクザ側に有利な判決は出ません。
更にそのようなことをしてしまえば、そこから警察の執拗な嫌がらせ?が続けられる事になり、組に関係する人物・商売・会社など、ありとあらゆる「キズ」を調べ上げられ、微罪であろうとなんであろうと摘発され続けます。
そもそも脛に傷を持つ人物の集まりですから、僅かなプライドのために窮地に陥るようなことはしません。
そういう意味では、利口な集団とも言えます。
大阪府警や警視庁のマル暴はヤクザよりヤクザ
動画を見ればわかりますが、暴力団集中地域である大阪府警や東京警視庁のマル暴はヤクザよりヤクザです。
好青年だった警察官がマル暴に所属するやいなや恰幅が良くなり、髪型も角刈りのドスの効いた声で話し出す、、という都市伝説もあるくらいの強烈な部署なのです。
※もちろん本当の好青年がマル暴にいきなり抜擢されることはありません。「何らか」の素養を見抜かれてのことだと思われますが、、。
これくらいの強烈な人材でないと反社会的集団を管理し続けることはできないのでしょう。
ヤクザよりヤクザな警察官の方々によって、日本の治安は維持されています。