一般の人がヤクザと触れ合う機会はそうあるものではありません。
仮に、身近にヤクザがいたとしても、これだけ反社会的団体との付き合いが言われている中で、彼らが自ら身分を明らかにすることは殆ど無いでしょう。
極稀に交通トラブルや金銭トラブルなど思いがけない所で、ヤクザと遭遇してしまう事もあるかもしれません。
そんな時の参考情報として、ヤクザへの対処法を解説します。
とにかく警察を呼ぶ
トラブルになった時、相手に「~組の〇〇だ!」と凄まれたら、そのセリフを録音しておくと良いでしょう。
~組と言われただけでは確実な脅迫罪にはなりませんが、それに付随する発言に脅迫じみた言葉があれば、合わせ技で事件になる可能性が高まります。
「~組」と凄まれた時に録音できていない場合は、録音機能を有効にして
それは暴力団の~組ということですか?
など、もう一度自ら組の名前を言わせるように誘導すれば、言質が獲れます。
危険人物と対峙する時はスマホなどの録画・録音機能を有効にして対応すると効果的です。
※相手が激昂する恐れがあり録画は難しいかもしれません。
そして、相手がヤクザだとわかった場合は、とにかく警察を呼びましょう。
警察はヤクザに対しては強烈な対応をしてくれるため、警察が来れば勢いも収まります。
弁護士を呼ぶ必要はあるのか
ヤクザは警察には最弱ですが、弁護士にも強く出ることはありません。
上記の動画では、好戦的であった反社人物も弁護士を前にすると、とたんに大人しくなっています。
示談交渉や金銭交渉などは、素人が威嚇されたまま話を進めると相手側の都合の良いようにまとめられてしまうため、「交渉事」に関しては弁護士はとても有効です。
そういったケースであれば、弁護士の利用を検討してみる価値はあります。
ただ、弁護士と日常的に付き合いのある人はそう多くはないでしょう。
また、呼んですぐ来てくれるものでも無く、相応の資金も必要になるため、対ヤクザとしては限定的な選択肢と言えます。
まとめ
トラブルでヤクザと対峙した時は、発言を録画・録音をした上で警察に引き渡すことが最善と言えます。
※脅迫行為があった場合
恫喝されると怖気づいてしまうものですが、そこは気丈に対応するしかありません。
暴行や脅迫があれば「即通報」と考えれば、後は普通のやり取りになります。
暴行すれば、ヤクザはかなりの割合で実刑(前科持ちがほとんどのため)となるため、素人相手にそうそう手を出して来る事はありません。
仮に警察に通報したとしても、報復行為はまず行われないので勇気を持って対応しましょう。
※報復を行った場合は更に重い罪になるため。